machigai

二夜連続企画・コミュニケーションをめぐる四題・1

●会話、二つの世界の差をつめる 上田明子『話せる英語術』(岩波同時代ライブラリー、1995年)は、おととし読んだ。英文読解の練習にハマっていて頭がクラクラしているときに、箸休めの気持ちで読んだ。そうしたら冒頭の一文から、これは生なかの英会話本で…

ryuto taonと抱擁家族の拡大反省会、そして次回ライブが決定

6月1日のライブは面白くやれた。前日の一夜漬けのスタジオ練習がこれまでで一番よい内容だったので、それ比べると劣るけれどスタジオの完成度をライブハウスに持ち込むのは無理というものだ。だいたいこのバンドには決まった歌詞がない。MCはほとんど即興で…

きれぎれ文学考察7 ryuto taonといっしょに雑草を食べ、インタビューする

さいきんどうも、ryuto taonの様子がおかしい。ryuto taonというのは自分がやってるスピリチュアルダンスロックバンドryuto taonと抱擁家族(http://www.myspace.com/hoyokazoku)のトラックメイカーのことである。この男むかしから、瞑想をたしなんだり、と…

Hello.Since Wednesday,I've been in London.Everyday I've been walking in London like boro-zokin. Used bookstores in London are a bithard and difficult for me.Shikii ga takai-kanji.I have to study harder about foreign books.And I experienced…

なつかしい友への誤配された手紙(7日〜9日)

飛行機乗りつぎ15時間(たぶん)。はるばるニューヨークはマンハッタンまでやって来ました。ZAZEN BOYSのライブを目撃するのをひとつの目的にしていたのですが、一昨日(7日)のニュージャージー公演は見られず。NJはNYに隣接していますが、会場はマンハッタ…

石田徹也展でわたしは

「石田徹也 −僕たちの自画像」展を見るために練馬区立美術館に行ったのは、文学フリマを出たその足で行ったわけだから11月のはじめか。http://www.tetsuyaishida.jp/announce/nerima/index.html現代の東京とか大都市のことをよく否定的にいうときに、「地面…

対決展、ZAZENワンマン、スカイクロラはみんな貶すから切ない、難波ベアーズで山本精一のインプロに酔う

2008年の夏を日記仕立てで。■13日。今日のがすと確実に見逃すので上野で「対決-巨匠たちの日本美術」(http://www.asahi.com/kokka/)展。日本画とか彫刻とかの贅沢なグループ展(てみんな死亡してても言うんすかね)。ほとんど時間なく小走りで見て回ったが…

 せいこうナイトの80年代地下文化講義的豆情報、アナーキストとしての一楽儀光はパフォーマーとしての一楽儀光と貨幣の裏表のような関係である、不意打ち的パフォーマンス時のChim↑Pomは観客のリアクションも面白い

六本木スーパーデラックスで「せいこうナイト with ADX」(http://precog-jp.net/2008/07/_with_adx.html)。一時間おくれで着く予定が、花火だの人身事故だの(余談だが7月30日の夜は凄惨だった。19:04、戸塚駅で一件。横須賀線ストップ。20:17に復旧するも…

まがじなりあ・あちらこちら・ちらしやフライヤーもどうかしら1 「モールスまつり」のチラシに音楽と文学を感じる

3月12日、LOCUST(サンディエゴ)7年ぶりの来日公演の初日をSHIBUYA O-NESTで見た。LOCUSTは4人組で、全身をグレーの布で覆ったイナゴ衣装を着て並ぶたたずまいがDEVOみたいで面白い。 一緒に連れてきたスタッフもなぜか同じ衣装で、専属カメラマンはつねに…

CHAOS PARK 於・代々木公園南門歩道橋下

カオスパークとはポリティカルハードコアバンド・アブラハムクロスのソウジロウが毎年一度、夏に開いているハードコア系の野外フリーパーティで…… と得意げに語り始めたが、これはもちろん磯部涼の『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』(太田出版)か…

大衆決断の切り抜き帖1

タワーレコードのポイントカードのシステムが7月24日から変更になった。簡単に前のシステムと比べられないように、わざと判りにくくしてあるけれど、還元率が大幅に下がった。http://crt.blog.shinobi.jp/Entry/10/具体的には5万円分ポイントをためた場合、…

されど仲よき

一つの大きな仕事を終えたとんびのからあげさんと『坂本龍一80年代映像作品集』(→amazon)を見ながら拙宅で酒盛りをしていた際に武者小路実篤の話になり、都築響一『夜露死苦現代詩』(新潮社)のファンであるおれに、やはり同書の愛読者である氏は、実篤の…

新宿でおれはそれを見たよ

新年早々オークションでペケ付けられてへこんでいるところですが(おれが悪いから仕方がないのだが)今年はもう少し更新するので引き続き宜しくお願いします。あと本体(http://lot49.lolipop.jp/mt/)も半日前に更新しました。*新宿で初売りと暇つぶしを目…

□先月の『本の雑誌』の永江朗氏や、三茶→渋谷という生活導線に旭屋が組み込まれていた坪内祐三氏ほか、渋谷旭屋書店の閉店を惜しむ声は多く聞かれるが、晩年に改装してからはあんまピンとこない本屋に落ち込んでいた気がする。ただ藪から棒にみすず書房が強…

id:erohenの熱心な作品紹介にも影響されて、板橋ワーナーマイカルまで行って是枝裕和監督「誰も知らない」を見た。吉田健一は意外にもあまり映画を見ない人だったようだが、氏が感想を求められたら「この映画には刻々と時間が流れてゐる」とでも評したかもし…