music

生きていたスーフリナイトはあした開催、あるゲストDJの趣向を直前にお知らせ

色の領野であるV4だけに、あるいは動きの領野であるMT野だけに小さな損傷のある症例を見ると、このことがもっとも顕著にわかります。たとえば、左右のV4が両方とも損傷されると、皮質性色盲(大脳性色盲)と呼ばれるシンドロームになります。皮質性色盲の患…

「生きていたスーフリナイト」告知第二弾。追加ゲスト、タイムテーブル発表

とってもいい目をしているが、おつむが足りない若者がいた。完璧な人間などいない。若者の名はフレディ・フォーリー。タンカースリーという名の上司と口論していた。 ラファティ『第四の館』柳下毅一郎訳、国書刊行会 夢見がちな新聞記者フレディ・フォーリ…

「生きていたスーフリナイト」開催

スーフリナイトは生きていた! 7月20日(土)、四年ぶり五度目のスーフリナイトをお届けする。騒がしい夏の渋谷、道玄坂の地下で、大人のバカ騒ぎをお送りする。我々は自分らしい人生を積み重ねているだろうか? はんぶん流されながらここまで来て、多少満足…

 告知とは人生なのか?

吉田豪の『サブカルスーパースター鬱伝』(徳間書店)は冒頭のリリー・フランキーのインタビューからシビれた。この本は、サブカルで名を成した男性は、40前後で鬱になる。著者も、これからそこに差し掛かってくるので、先輩にエピソードを聞いて、原因と対…

 グラビアアイドルという百魔番外編 ガビ・デルガドのCDが出た

DAFのガビ・デルガドのソロアルバム『ミストレス』がリイシューされていた! リイシュー、といっても、全世界初CD化!LINK http://diskunion.net/clubh/ct/detail/AW120628DIW-01DAF解散(86年にすぐ再結成する)後の1983年の作品で、コニー・プランクプロデ…

分別ざかり、その出演者についてのメモワール、あるいはポルトレ、そしてタイムテーブル。

2006年の新木場、海風吹きすさび砂塵が巻き上がる湾岸の砂利が敷かれた空き地で何があったか。一般にはRAW LIFEというインディペンデントなロックフェスで、DE DE MOUSEという無名のエレクトロニカアーティストが、その場に居合わせた貪欲な音楽好きに、だれ…

堀江貴文と向井秀徳の自己変革

砂漠の朝を さまよって 無人島にたどりついたんだ ZAZEN BOYS「The Drifting / I Don't Wanna Be With You」 * 初めに断っておくが、僕が本書で定義する「オヤジ」とは、年齢的なものではない。あらゆること−家族との向き合い方や仕事への接し方、服装や体…

文字数がおさまらんのでTwitter文体でブログに書かれた日記

昨日は宿酔い持て余しつつ宅で録りためた『サマーウォーズ』、『マッチポイント』見る。『サマー』は確かに衛星みたいのが家に落ちてくるのはヘンなのだが、家族が一致団結するシチュエーションに力づくで感動させられてしまうのは初見時とおなじ。『マッチ…

インディペンデントなロックフェスティバルの現場報告8 それぞれのDIY オシリペンペンズ&にせんねんもんだい 10周年だよ全員集合!!!!!! 於・渋谷O-NEST 5月1日

顔から火が出るからめったに読み返さないニフティのころの日記。ロリポップ(http://lot49.lolipop.jp/mt/)に移転する直前の2004年7月のログには、自分史の記録(ライフログって言葉、あんまり好きじゃないんだ)として大切な記述がある。 http://homepage3…

HALCALI『ENDLESS NIGHT』、夜の自然主義

あそこであの返しは正直ない 真夜中でピンの反省会 ツッコミ不在の自問自答 オチも返りもなくただ悶々 「やっぱ独りなんだ」と気づいたり 「いや繋がってるかも」と期待 行ったり 来たり 繰り返し きっと無駄じゃないが果てしない HALCALI「ENDLESS NIGHT」(…

electraglide presents Warp20(Tokyo)でみるみるコンクリートに体温をすいとられる

朝は10時に起きて移動。新幹線で家に戻って、洗濯物をやっつけてすぐ出る。2ヶ月ぶりのフットサル。45分だけど(遅れて行ったから)しんどい。みんなで軽く飲んで飯食って3人で新宿に流れてそこでまた1時間、少し飲み、2人が麻雀へ消えたのを見送って、自分…

ただ買ったものの名前を羅列するだけのブログなんか書くつもりじゃなかった1

5日、都内タワーレコードで。Questionposted with amazlet at 09.06.06KIRIHITO Pヴァイン・レコード (2009-06-03)売り上げランキング: 2677Amazon.co.jp で詳細を見るCARRY THAT WEIGHT IIposted with amazlet at 09.06.06オムニバス スリーピースリービー …

ライブが急遽きまった

かちゃくちゃがわりと必死に叫んでryuto taonが涼しそうにラップトップを操る、スピリチュアルダンスロックバンド・ryuto taonと抱擁家族の三度目のライブが急遽決定した。ライブハウス主催の企画に呼んでもらった。 ●ライブ詳細 UNDER THE BRIDGE vol.3 日…

対決展、ZAZENワンマン、スカイクロラはみんな貶すから切ない、難波ベアーズで山本精一のインプロに酔う

2008年の夏を日記仕立てで。■13日。今日のがすと確実に見逃すので上野で「対決-巨匠たちの日本美術」(http://www.asahi.com/kokka/)展。日本画とか彫刻とかの贅沢なグループ展(てみんな死亡してても言うんすかね)。ほとんど時間なく小走りで見て回ったが…

「LIVE JUNK」でさらに進化したLimited Expressを見た

今日も渋谷駅。タワレコでeastern youthの極東最前線のコンピと、nhhmbaseの『波紋クロス』、あと『大人の科学マガジン シンセサイザークロニクル』(学研)、「MUSE」特集とそれに含まれる米原康正インタビューめあてで『EYESCREAM』を買った。時間がないの…

ドラびでおの仕組み

ちょっと昨日のつづき。何度も見てる割には、正確には知らないドラびでおのシステムの仕組み、マカロニレコードのサイトの、公開インタビュー中にあった。けっこうシンプルなのですね。 ▼:で、ドラムセットなんですが、まぁ、簡単に言えば、ドラムがビデオ…

 せいこうナイトの80年代地下文化講義的豆情報、アナーキストとしての一楽儀光はパフォーマーとしての一楽儀光と貨幣の裏表のような関係である、不意打ち的パフォーマンス時のChim↑Pomは観客のリアクションも面白い

六本木スーパーデラックスで「せいこうナイト with ADX」(http://precog-jp.net/2008/07/_with_adx.html)。一時間おくれで着く予定が、花火だの人身事故だの(余談だが7月30日の夜は凄惨だった。19:04、戸塚駅で一件。横須賀線ストップ。20:17に復旧するも…

1-1 福岡では、毎晩がお祭り騒ぎ状態みたいだ

福岡の3ピースバンドIN JAPAN(http://www.innjapan.info/index.html、id:innjapan)は、矢沢永吉とX-JAPANを心底崇拝して彼らなりに自分らの音楽にそれらを取り入れ、結果、今までだれも見たことないような、脱臼したハードロックをやることになった。ナー…

まがじなりあ・あちらこちら・ちらしやフライヤーもどうかしら1 「モールスまつり」のチラシに音楽と文学を感じる

3月12日、LOCUST(サンディエゴ)7年ぶりの来日公演の初日をSHIBUYA O-NESTで見た。LOCUSTは4人組で、全身をグレーの布で覆ったイナゴ衣装を着て並ぶたたずまいがDEVOみたいで面白い。 一緒に連れてきたスタッフもなぜか同じ衣装で、専属カメラマンはつねに…

ryuto taonと抱擁家族ふたたび、リリースを控えたgroup_inouに精神を涵養される

それはそうと、ついに我らがライブユニット「ryuto taonと抱擁家族」のセカンドギグが決まった。面白い構成のいくつかのバンドとの対バンでありもう生暖かい内輪のパーティとかじゃないので勝負!という感じがする。日程は次回書く。もっか、隔週でスタジオ…

八広HIGHTI「ハイチ忘年会」

インディペンデントな音楽の企画について書いていたとき、八広ハイチ(http://highti.jugem.jp/?cid=2)に行ったことがないのに耳学問で書いていることにすごくためらいがあったので、29日は迷わず「ハイチ忘年会」に出かけた。あれだけ参加者(の特に女の子…

インディペンデントな音楽フェスティバルの現場報告・補足

インディロックフェスのエントリには好意的な反応をいただいて長々と書いた甲斐があった。が、その後ECDの『いるべき場所』を渋谷タワレコで見つけて一気読みしたら、やっぱりかなり偏ってるなと赤面したのですこし補足を。ここ数年のDIYな企画の起点になっ…

ECD、ASPARAGUS、真摯なアティチュード、そして音楽への耽溺

……盛り上がるとモッシュの渦に入ったしダイブもした。誰かがダイブして床に落ちればすぐに周りの誰かが腕をつかんで引っ張りあげる。周りから危険にしか見えないけれど、やってみて初めてわかる、モッシュ・ピットの中の互いの信頼を素晴らしいと思った。(…

インディペンデントな音楽フェスティバルの現場報告(とりあえず完成)

※本稿で触れている企画のなかには、実際に見たことのないものもあります。誤りがあったら教えてください。1997年の第一回フジロックから丁度10年。ロックフェスティバルはこの間に完全に文化として定着した。一方、アンダーグラウンドなところでは、メジャー…

ROCKET K レコ発 於・下北沢CLUB QUE

12日。2日前に新譜『MONT BLANC』を出したばかりのASPARAGUSのライブをどうしても目撃したくて下北沢へ(以下準備中)。Rooftopでの発売記念インタビュー:http://rooftop.seesaa.net/article/57676051.html

渚音楽祭2007秋

http://www.nagisamusicfestival.jp/13日。この秋はRAW LIFEがないので寂しいけれど、ウェブでタイムテーブルを見たら感じが非常に似ていたので、お台場オープンコート(といっても普段はおそらく駐車場として使われているただの打ちっぱなしのヒラバ)に出…

CHAOS PARK 於・代々木公園南門歩道橋下

カオスパークとはポリティカルハードコアバンド・アブラハムクロスのソウジロウが毎年一度、夏に開いているハードコア系の野外フリーパーティで…… と得意げに語り始めたが、これはもちろん磯部涼の『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』(太田出版)か…

ZAZEN BOYS TOUR MATSURI SESSION 8月30日 於・SHIBUYA-AX

時間より速いスピードで/駆けぬける走りぬける/街を加速する/そして逃げ続け/いつまでも/いつまでも/変わらない僕らです NUMBER GIRL「SUPER YOUNG」 ZAZEN BOYSは最近リリースがない。バンドがまた何度目かの過渡期にあるからだ。2月に日向秀和が向井秀徳の…

group_inouはライブハウスに小さな嵐をもたらし続けた。そしてその嵐はいま…

アンダーグラウンド音楽の世界の素晴らしいところは、優れたバンドにきちんとした評価が与えられ易いということではないか。世評が、広告やメディアの影響によらず、ライブハウスで生で見たリスナーの間、またはバンド間の口コミで作られていくから、間違い…

ASPARAGUS presents BKTS TOUR 2007にBLの匂いを嗅ぐ

ASPARAGUSの企画「BKTS TOUR」(バコツツアー。http://www.3p3b.co.jp/bkts2007.html)は、アスパラガスと親交がふかいバンドが集まった。面子は前回の一昨年とほぼ一緒。LOSTAGE、COMEBACK MY DAUGHTERS、そしてthe band apartの4バンド。今日はステージ袖…