坂本龍一の新旧曲を4日間に亘って演奏するという(圧巻の演奏予定曲目はここ、ピアニスト岡城千歳の「岡城千歳/坂本龍一MEGAピアノ《プレイズ・サカモト》」は、7日、正式に中止がアナウンスされた。

http://www.chitoseokashiro.com/news_j.htm

9日には主催の読売新聞に中止を伝える広告が出るという。

岡城氏は以前から坂本氏の楽曲を弾いており、カバーアルバムも何枚か出している
→amazon。坂本ファンからは賛否相半ばという感じだが、弾き手次第でこういう風に変わってしまうのか、という発見は新鮮である。「東風」「1919」「バタヴィア」が聴ける初日と、「Ballet Mecanique」や「子猫物語」や「オネアミスの翼」のテーマが聴ける最終日に行くつもりでいたので、大変残念だ(ミーハーですまんね)

余談だが、今回の公演は、司会者に元テレビ東京アナウンサーの八塩圭子、解説に『サウンドエシックス→amazon小沼純一などを迎えた大がかりなものになるはずだった。なかなかゴージャスな公演チラシを見ていたら、小沼氏の経歴の最後に、助教授を務める早稲田大学では「矢野顕子と戦後」と題した演習も行っている。>という文章を見つけた。小沼氏は失礼ながら、あまり喋り上手な方ではないけれど、猛烈に興味をそそられる講義タイトルである。早大のウェブ上のシラバスをご覧下さい。

http://www.waseda.ac.jp/themecollege/aesthetics/yano01.html

さらに余談だが、岡城氏のサイトに7日の日中、何度かアクセスしたが、ずっと閲覧できない状態が続いていた。夜も更けた現在は見ることができ、ごく簡単な中止のアナウンスも読めるが、かなりドタバタしていたんだろうきっと。

http://www.chitoseokashiro.com/