インディペンデントな音楽フェスティバルの現場報告・補足

インディロックフェスのエントリには好意的な反応をいただいて長々と書いた甲斐があった。が、その後ECDの『いるべき場所』を渋谷タワレコで見つけて一気読みしたら、やっぱりかなり偏ってるなと赤面したのですこし補足を。

ここ数年のDIYな企画の起点になっているのは2003年10月5日の渋谷サウンドデモだろう。音楽外でも、「スペクタクル社会」のグラフィティアート、素人の乱外山恒一とか、いろいろなところとつながっていく。おれは当時絶不調でカンが鈍っていて参加しなかったことを今でも悔やんでいる。
その日、デモに出る前の宮下公園でのECDのパフォーマンスは、『ECDVD』で見られる。公園で一人のラッパーをバラバラな格好の群集が取り囲む、異様で刺激的な映像である。

AIR JAM(1997〜2000。1999は実施されず)も抜けていた。よくまとまった説明をHMVのサイト(www.hmv.co.jp/product/detail/579759)から転載する。

PiZZA OF DEATH RECORDSの呼び掛けによりパンク/ハードコアを中心とした音楽とスケートボードをはじめとするストリートスポーツを同次元で楽しめるイベントとして1997年に第1回目が開催される。
この『AIR JAM '97』は開催前からその¥1980というチケット代も含めて話題騒然。1万2千人即日ソールドアウトする。
翌年の98年、FUJI ROCK FESTIVALも行われた豊洲ベイサイドスクエアに場所を移し、3万人を動員。
出演バンドも倍に増え、ステージも2ステージ制となり日本の一大フェスに完全に名を連ねることとなる。
そして、第三回目となった今年は、絶好の天候にも恵まれ8月26日(土)、千葉マリンスタジアムにて開催されました。
今回は出演バンドが18バンドに増えただけでなく、スケートボーダーに加え、BMXライダー、そしてクライミングのデモンストレーションも行われました。

最後に、onanieCEO(id:onanieCEO)さんに指摘していただいた横浜寿町フリーコンサート(1980年くらいから?)も忘れてはいけない。横浜の寄せ場である寿町の現状を多くの人に知ってもらおうという趣旨のフリーコンサート。