2011-05-01から1日間の記事一覧

『ローラのオリジナル』のためのメモ

ナボコフ最後の小説。中編程度の長さで構想されていたが、その死によって中絶された。故人の遺志により公刊をされてこなかったが、偉大な父とその仕事を病的なほどに敬愛し、外部からの批判や著者に不利益な仮説に対して忠実な番犬のように戦う反面、ナボコ…