2003-10-01から1ヶ月間の記事一覧

はてなの新機能である「おとなりページ」(http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20031013)は、はてな界の重力から自由なサイトさえもその網にからめ取ってしまう、蠱惑的な装置だ。http://a.hatena.ne.jp/map?http://member.nifty.ne.jp/loom/loom1.htmこれ…

毎年この時期になるとライブや講演会の予定が多くなる。今月は8日までに4本のライブを見るロケットスタートぶりで週末にはすっかりクタビレ果てて、ピエール瀧が7時間ぶっ通しで何か(←ここに傍点)をやる、「7hours」に行けなかった(エスロピIIのレポート…

画面左の柱に手を加えた。先日、別なところでやっている親サイト(http://member.nifty.ne.jp/loom/)からこちらに橋を渡したが、それを受けて今回こちらからも架橋し、相互に行き来ができるようにした次第だ。向こうではこちらより長めの文章を断続的に書い…

ぼく(たち)の好きな冒頭 7

初めの間は私は家の主人が狂人ではないのかとときどき思った。観察しているとまだ三つにもならない彼の子供が彼を嫌がるからと云って、親父を嫌がる法があるかと云って怒っている。畳の上をよちよち歩いているその子供がぱったり倒れると、いきなり自分の細…

音楽関係者のウェブサイトとしては、(ある面で)菊地成孔の日記に匹敵するほどの文量と勢いを誇るアビスパ福岡のゲームレポート( http://oak.zero.ad.jp/~zaj91105/hakata)が目を引くアヒトイナザワ( http://oak.zero.ad.jp/~zaj91105/ahito)の日記が9…

坪内祐三トークショウ於神保町東京堂。http://www.tokyodoshoten.co.jp/event6.htm上記のイベントは11月1日の15時開演だが、同日14時には青山ブックセンターで、阿部和重の『シンセミア』刊行記念トークショウがあるのだった。http://www.aoyamabc.co.jp/pub…

グラビアのある国に生まれて良かった、これまで世間から後ろ指さされ石もて追われようとグラビアを追い続けていて良かった、そんな風にあまねくオールリビングシングスに心から感謝したい、2003年10月の一風景。

アマゾン・アソシエイトについての現在の考えとおことわり

前回の更新の中で、特にことわりもなくアマゾン・アソシエイトを使ったリンクを貼った。はてなダイアリーを利用していない方に説明すると、はてなダイアリー上ではISBNやASINのコードを文中に書けば、そのままamazon内の該当商品へリンクを貼ってくれる。こ…

坂本龍一の新旧曲を4日間に亘って演奏するという(圧巻の演奏予定曲目はここ)、ピアニスト岡城千歳の「岡城千歳/坂本龍一MEGAピアノ《プレイズ・サカモト》」は、7日、正式に中止がアナウンスされた。http://www.chitoseokashiro.com/news_j.htm9日には主…

ナボコフの『青白い焔』、四方田犬彦の摩滅の研究(もう何年も前から予告していた仕事だ)、片岡義男の文庫など、今月来月の筑摩書房の新刊は、充実したラインナップ(情報元:ヤスlog)。http://d.hatena.ne.jp/yasulog/20031005#p1

もう明日(9日)になってしまうけれど、早稲田大学でボードリヤールが講演をするとのこと。通訳とコーディネートは、おそらく日本で最もボードリヤールと近しい、塚原史。「ボードリヤール、21世紀の世界を語る―グローバリズムと暴力」 http://www.waseda.ac…

http://d.hatena.ne.jp/ESSAIM/20031003西荻大統領(id:ESSAIM)の広告批評第二弾。大統領が意外な広告批評家であることを知り、少しおどろいた。

まがじなりあ・あちらこちら 1

mag

『週刊新潮』の福田和也の連載で、『スペインの宇宙食』(→amazon)の著者として菊地成孔が紹介されていた(『すごい奴「菊地成孔」登場』)。二人のむすびつきは既に知っていたので意外ではなかった。菊地氏の存在を福田氏に教えたのは、福田ゼミの学生であ…

こんなのがそうだと言えるのかというくらいささやかに取材協力した『アサヒ芸能エンタメ!』11月号が届く。ぱらぱら見ていたら「若槻千夏ら旬のグラドルが週替わりで登場」という見出しでこんな記事があった。 毎週、旬のグラビアアイドルたちが登場、今まで…

渾身の大作を発表してから間を置かず、話題性のあるノンフィクションを刊行する重松清はカッコいい。エロ関係の仕事のそこそこのブレイクと阪神タイガースバブルで、すっかり「上がり」になり「ゆるゆる」になってしまった井上章一はカッコ悪い。