短信

書きたいことが100ヶくらいあるがとても追いつけない。本家を更新した。
http://lot49.lolipop.jp/mt/

5分で書けるからグラビアの話だけします。
ヤングアニマル嵐』3月1日増刊のグラビアでもおれを骨抜きにした森下悠里http://today-yuuri.cocolog-nifty.com/yuuri/)の初出演ドラマが始まるって各所で告知を見たので土曜日は「やりすぎコージー」を中断して「失踪HOLIDAY」(原作は乙一http://www.tv-asahi.co.jp/s-holiday/)を見たが、主役どころか主人公の女の子が脱出する豪邸にいる、目立たない方のメイドの役で落胆したが、おれは即座にHDDの毎週録画番組に登録した。

あと、都内ビジネス街駅前や街頭で無料配布されるテロのようなマンガ誌『コミック・ガンボ』(http://gumbo.jp/pc/ 発行はデジマ http://www.digima.info/)を知っていますか。1月中旬に配布された創刊号、その巻頭に載っていた滝沢乃南のグラビアは核弾頭のようなインパクトだった。あれを路上で配るという行為はテロ行為に似ている、おれはメマイがした。

不意に朝、駅前で配られたマンガ雑誌を、路上か職場かどこかで何気なく開いてみたら、あれが目に飛び込んでくるというのは、無辜の民を襲う鉄パイプ爆弾のような衝撃ではないか。滝沢のグラビアは通常の水着グラビアとくらべて、下品というのでもエロいというのでもない。しかしグラビアに慣れた人間でも扱いに慎重の上にも慎重さを要求されるような傑物が、コンビニの奥まったところにある訳でもなく、グラビアを好きな人、嫌いな人、男の人、女の人問わず、無料配布にてぐっと押しつけられるなんて。滝沢乃南を、ギュッと押しつけられるなんて!!!(←チックチックチックとよみます)

参考:『コミック・ガンボ』都内配布スポット http://www.digima.info/map/map2.html

あと1月は小島信夫を読んでいるうちに終わった。『残光』前半→『女流』→『残光』後半→『水声通信』の小島信夫再読特集号→『別れる理由』その他手持ちの本パラ読みといった読書遍歴をたどった。その間、小島本の古書店での購入はもちろん、江藤淳の『自由と禁忌』まで購入した(東京堂ふくろう書店の、「坪内祐三の棚」で買ったってところが、我ながらシブいかなと思うんだけど、ただスノッブなだけか?)。

今までも相当に尊敬する小説家だったけれど、それにしたって、これまでのおれの小島信夫認識は甘すぎた。この作家は100年読み続けていける、超弩級の小説家だ。

それと年明け早々には、Limited Express(has gone?)のウェブ上での(激情をおさえたように)あっさりとした解散発表もあった。あれはガーンと落ち込んだ。良いバンドにも色々あるが、途轍もないテンションの高さを燃料にして活躍するバンドは、長くは続かない。おなじ頃、向井秀徳ピクシーズのドキュメンタリ映画のために書いた長文のコメントは、実際そんなはずはないけれども、そのままこのバンド(リミエキ)のことを語っているかのようにおれには読めた。
http://www.boid-s.com/2007/01/211.php