2006-01-10から1日間の記事一覧

『文學界』二月号をしゃぶるように読む

『文學界』二月号掲載の小林信彦「うらなり」読了。期待した以上に面白かった。『袋小路の休日』系統の味わい深い作風だ。『ぼっちゃん』のうらなりが年をとって明治、大正、昭和に亘る人生を回顧する。しかし水村美苗のような二次創作的アプローチではなく…