グラビアについて、ぼくはこんなことを考えてきたしきてるしおれ生きたいしきていきたいきたキタキタきたイーッイグィーッ

相澤サンタ


□『週刊現代』表紙を狙い澄ましたように飾る仲根かすみは、やっぱりいつもより数段良い顔をしていた……かというと、そうでもない。だからグラビアって…面白!デスノートリューク風に)

□『ヤングサンデー』12月15日号(小学館)の相澤仁美サンタよりも『DVD MAX』VOL.7(セブン新社)の相澤サンタ(画像参照)の方が、数倍拙宅に招致したいサンタだ。それが叶うというならばおれはおれの賃貸陋屋に頑健で耐震性に優れそのどこまでも高く屹立する様、近隣より「バベル」と故障される煙突を出来るだけ速やかに建て増しする用意がある。

□「原幹恵」という一見グラビアアイドルっぽくもなく色気も素っ気もない文字面も、なんども音読・詠唱しながら深く念ずれば、いつかそこには最初の二字から「孕み」や「ハラミ」という音のこだまと、「幹」という字から彼女の堂々たる上半身のイメージがゆらりマッコウクジラが水面に背を出すように生々しく立ちのぼってきて、そこでおれは現出したばかりのグラビアの豊穣な世界にあそぶ。


※後から見てみたらヤンサンのグラビアはクリスマスカラーのビキニというだけで、サンタではなかった。グラビアの真髄とは掴めば逃げる錯覚と妄想の産物なのだ。10年前のグラビアを引ッぱり出して見てみれば判るだろ。