id:erohenの熱心な作品紹介にも影響されて、板橋ワーナーマイカルまで行って是枝裕和監督「誰も知らない」を見た。

吉田健一は意外にもあまり映画を見ない人だったようだが、氏が感想を求められたら「この映画には刻々と時間が流れてゐる」とでも評したかもしれない。尤も撮影は大変だったようで、四人の子供たちはいずれも素人で、そのうちの一人はうちの近所の子供なのだが、軽い気持ちで渋谷でスカウトに応じたら、春夏秋冬、長期間の拘束で非常に難渋したそうだ。

ワーナーマイカルが入っている巨大なサティは23時までやっており、そこの書店ビブロス大場つぐみ原作・大畑健作画『DEATH NOTE』(集英社→amazonを3巻まで買う。「四畳半」を再開したMOZUさんの日記(http://www.fiberbit.net/user/ma-tsu/)を読んでなんかあるなとPINGときた。マスマーケティングよりウェブマーケティング(ブログマーケティングとはちがうンだ)、それも一つの人生だ。