2006-01-01から1年間の記事一覧

1-4.初日はROVOで締めた

RSRは奥のムーンステージというところがフジのフィールドオブヘブンにあたる、ちょっとトライバルな雰囲気のバンドが出たり、あと卓球のLOOPAナイトもここで行われたりするのだが、石野卓球と川辺ヒロシのInkはけっこう興奮した。井上陽水「氷の世界」のカバ…

1-3.つらつらと感想

ついでメインステージに流れていってちょこっとケツメイシを見たが3MCの声がよく、かつ歌とラップがうまく驚嘆した。日本のグループで3MCだと、たいがいデス声というか、不良声を出す低音担当がいると決まっている気がするのだが、この三人はもちろん中高…

1-2.甲子園と真心ブラザーズ

二日目の今日はホーン4人にスカパラのkbの人(沖井さん? 前日のスカパラのステージ、自分は見なかったが、万が一、今日出演する高橋幸宏がゲスト出演して「WATERMELON」をやったら死んでも死にきれないくらい後悔すると気が気じゃなかった。ゲストVOはヒロ…

1-1.初めて来たが

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2006 in EZOに来ている。フジよりも規模はやや小さく、外国人や年長の人があまりいないのが第一印象だったが、会場内にATMがあったり、ゴミがリサイクルのため、全13種に分別しての回収だったり、このようにインターネットに触れる…

2-2.電撃的石狩2

それからはしばらくムーンサーカス。高橋幸宏はステージ前端にながーいテーブルを渡して、横一列に四人が座る。左から、高田蓮(よく分からない)、高橋氏(つまみ、パッド)、権藤知彦(ユーフォニウム、ピアニカ?、コンピュータ)、そして高野寛(いろい…

2-1.電撃的石狩

時刻は22時を回りました。フジとあんまり大差ないじゃんなんて書いたけど二日いるとそうでもないなと思う。テントをしげしげ見たら外壁に虫のフンが無数に付着していて虫のヒットポイントの高さがそうでもないなと思う。エロ編に「『ユリイカ』だな」と言わ…

ライジングサンロックフェスティバルに今年初めて参加するので、行かれる方はよかったら連絡ください。いちばん見たい出演者は、まだ一度もライブを見たことがない高橋幸宏。その他いろいろはまた追って。

盟友西荻総理が経営する、2005年最も刺激的だった(今年はまだあんまり買い物してないからよく知らん)オンライン古書店PP BOOKSTOREのウェブサイトがスタートしていた。http://www.ppbks.com/index.shtmlウェブはまだおとなしいか?

このごろの読書

プリーストの『奇術師』『魔法』を連続撃破し、またちょっと短いものを挟みたくなったので、fairaさんがミニコミ『PLANETS』二号でインタビューしたという鹿島田真希の『六〇〇〇度の愛』(新潮社)を読んでる。往来座で400円で買えたのだ。鹿島田氏の小説は…

カップリンググラビアとは何か?

コンビニで1.『EX大衆』、2.『週刊ヤングマガジン』買う。オークションで落とした3.『坂本龍一 80年代の映像作品集』が届く。1は佐藤寛子とほしのあきのカップリングという、1982年の「い・け・な・いルージュマジック」における忌野清志郎と坂本龍一の共演…

http://blog.livedoor.jp/w_drip006/archives/50266551.html16日の円盤ジャンボリーのシークレットゲストがeastern youthだったというのは意外であり、イイ話である。向井秀徳の日記(6月20日、27日)によると、吉野寿と向井氏の共作がちかぢか、吉野さんの…

グッドマンの帰り、広小路まで歩いてソープランドそばのジョナサンでクリストファー・プリースト『魔法』(ハヤカワ文庫)了。25時30分。2日で読んだ自分にびっくり。興奮しているがもう一度走り読み返してみないと『奇術師』より高い評価を付けられるかよく…

おれ、グッドマンへの愛を大いに語る

この連休は、渋谷O-NESTで開かれている円盤ジャンボリーと、秋葉原CLUB GOODMANが開催するALTERNATIVE ELEKI-TOWN FESTIVAL3DAYSがぶつかり合うように同時開催されており面白い。もちろんお互い対抗している訳じゃないし、前回の円ジャンはグッドマンで開か…

ジュンク堂から1

上遠野浩平によるレムの『砂漠の惑星』(ハヤカワSF文庫)解説は好きじゃないが、森見登美彦の『太陽の塔』(新潮文庫)解説の本上まなみはオッケーだ。遊びじゃないんだ、という感じが文章から伝わってくる。オタを理解し優しく包み込む菩薩の系譜に本上は…

ぼくたちの好きな冒頭10

レムの『ソラリス』新訳版(国書刊行会)を読み終えたらしぜんと軽いものが欲しくなって、書棚で寝ていたデイヴィッド・ロッジの『小さな世界 アカデミック・ロマンス』を開いたら、どうも直接の関連はないまでも、大学ものということで『交換教授』の精神的…

 ぼくは地図帳広げて

7月1日にエロ編(id:erohen)と一緒に、古くからの友人を中心にクラブイベント、の、ようなものを開くのだがそれに向けてCDJなど一式揃えようかと思い、5月末から渋谷や池袋のPower DJ'sを覗いたりいろいろリサーチしたりして、衝動買い寸前まで行ったのだが…

本体も二本更新しました。 http://lot49.lolipop.jp/mt/

訳者あとがきは教室なのだ

先週末ブックファースト渋谷のバラードフェアで買ったバラードの『殺す』(東京創元社)を早速読み終えた。たいへんに短い中編。特異な邦題からか以前から知っていた本だけれど、まだ『結晶世界』しか読んでいない人間が手に取るべき作品ではなかった。中級…

ディック雑考

日付が変わるごろまで近所のデニーズに蟄居して『「麻原死刑」でOKか?』(ユビキタススタジオ)とP・K・ディック著 浅倉久志訳『ユービック』(ハヤカワ文庫SF)を交互に読んでいた。いま気づいたがどちらも「ユビキタス」繋がりだ。そしていま思ったが、内…

熊田曜子が面白くなってきた

『週刊プレイボーイ』21号をジャケ買い。熊田曜子でジャケ買いする日がまた訪れるなんて、思っても見なかった。実はここのところ、熊田曜子がまた気になっていた(『ボム』の表紙を飾った辺りから)。大概グラビアアイドルは露出過多になるとオーラがなくな…

まがじなりあ・あちらこちら8 30年後の文化史のために(、ささやかな深夜のスケッチ)

下記用件を済ませた後、24時半を過ぎてコンビニへ行くと、連休明けで忙しそうに店員が二人がかりで雑誌の入れ替え作業を行っている中、店員の姿を黙殺して立ち読みに励む男たちが三人。彼らは一様に、搬入されたばかりの『週刊少年ジャンプ』を手にして『DEA…

若島正を読んで背筋のてっぺんがぞくぞくっとする感じを味わう

2月から珍しくSFばかり読んでいるのだが、ジーン・ウルフ 柳下毅一郎訳『デス博士の島その他の島』(国書刊行会)を読んで、そろそろちがう雰囲気のものに行こうと思ってもいきなり国産純文学に行く気分にもなれず、これが一ジャンルにどっぷり浸か(って抜…

グッドマン10周年発表

高円寺UFOクラブ10周年(http://www.captaintrip.co.jp/ufo-club/index.html)、O-Nest10周年(http://www.shibuya-o.com/o-nest.html)、あとロフト30周年(http://www.loft-prj.co.jp/LOFT/30th/index.html)か、とにかく今年は刺激的なライブハウスのアニ…

□阿部和重『プラスティック・ソウル』(講談社)、あとY本さんに教えてもらった、原稿無断流出事件を当事者が書いた、村上春樹「ある編集者の死〜安原顯氏のこと」が載っている『文藝春秋』4月号と『THE HARDCORE ナックルズ』を買った。学生みたいな買い物…

先月、早川への版権移動で(氏の手になる)創元版がいずれ読めなくなるという話(追記:ここは思いちがいで、そこまでは書いてありませんでした)を訳者の山形浩生のウェブ(http://cruel.org/other/rumors.html 2005年11月)で読んで、慌ててディックの『暗…

彼は女の顔の上の花びらをとってやろうとしました。彼の手が女の顔にとどこうとした時に、何か変ったことが起ったように思われました。すると、彼の手の下には降りつもった花びらばかりで、女の姿は掻き消えてただ幾つかの花びらになってしまいました。……あ…

フジテレビの「FACTORY」でZAZEN BOYSとeastern youthが対バンするそうだ。 http://wwwz.fujitv.co.jp/FACTORY/index.html それより1月に破壊宙で見た枡本航太(from尾道)が出るのがびっくりだ。かなり野心的な企画だ。

『AFTER HOURS』が企画するMICE PARADEの来日公演を見に、クアトロへ行った。といってもマイス・パレードは名前はちょこちょこ聞くけれど、作風も編成も歴史もなんも知らん。そんな人のライブを見に行くことは滅多にないので面白い。なんで行くかというと、…

久世光彦氏逝去の件、その後人づてに聞いたことには、亡くなったことは、森繁氏の体調を配慮して、親族および関係者は事実を伝えない方針だという。「大遺言書」の連載に関しては、久世氏が体調不良にありしばらく取材に来られなくなったと説明するというの…

○大衆決断を更新した。 http://lot49.lolipop.jp/mt/○久世光彦氏の訃報は意外にショックがデカい。 『週刊新潮』の「大遺言書」は終わったんだっけ?仮に続いていたとして、どんな終わり方をするのだろう。ひどく気になる。久世氏の現代小説(文庫)を往来座…